
2012.05.16 Wednesday
幻

「考える人」というシリーズの絵。
昨日、クストリッツァのアンダーグラウンドをDVDで観た。
DVDに封入されている解説リーフレットにはクストリッツァの
インタビューが掲載されていて、彼はユーゴスラヴィアの内紛を描きながらも
内紛に政治的に関わりたくないという内容のことを言っていた。
ものすごく月並みで、もはや空っぽの言葉かもしれないけど、
どうしても他に言葉が見つからないので書きますが、
クストリッツァはやっぱり人間を、人生を描きたかったんだと思う。
東京電力の原発が爆発して今も放射能が撒き散らされてるけど、
未だに僕はどうしても政治的にこの事件に関わろうとは思えなくて、
原発が爆発する前と何も変わらず、ただ人間を描こうと思うんです。
東電の原発爆発は事故ではなく事件だと思うので、当然法律に則って裁かれるべきだし
、その事件を引き起こした利益優先のシステムは根本から見直すべきなんだけど、
それはすべて人間の心から始まっている。
その心をじっと観察したい、するべきだ。
ラインの外からではなくラインの中でそうしたい。
そうしたいもなにもラインの外になんて誰も出られやしないんだけど。
うーん、もっと適切な言葉や言い方があると思うんだけど、全然書けない。
書かないで描けばいいんだけど、もうちょっとしっかり自分自身の重心をなんつーか
、世界に対して乱暴ではない描きだしをしたいなぁ。
うーむ、とりあえずおしまい。
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